ホストの憂鬱
俺の想像していた悪い事とは違っていたけど、相当に迷惑をかけていた。

「ごめん」

「いいよ。あれだけ飲んだらしかたないよ」

「でも、迷惑かけたし」

「キョンだから」

「えっ」

「ううん、今日、ロビンさんの誕生日だね、終わったら行くから。それにそろそろ支度しないと」

何か、話しをごまかされた気がしたけど時計をみると六時をまわっていた。
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