A&Z
第8章
今日も雪がすごい降っている。車は1時間に10キロメートルぐらいしか進まない。明日は学校なのに。
そしてようやく家に着いた。着いたのは夜9時ぐらいだ。僕は朝の5時から運転をしていた。僕は帰ってすぐ寝てしまった。
翌日。今日は卒業式の1カ月前の日だ。僕はギリギリ学校に間に合った。
教室に入ると彼女の姿がなかった。
先生に聞いたところ彼女は転校したらしい。僕は膝から崩れ落ちた。「転校した学校は?」と先生にきいたらそれは個人情報なので教えられないと言われた。何故こんな時期に…と僕は考えた。学校から帰って僕はすぐ彼女に電話をした。でも彼女は電話には出なかった。僕はショックを隠しきれず1週間ほど学校を休んでしまった。
1週間後学校に行くと。卒業式の準備がされていた。体育館は花が少し飾ってあった。
家にかえったのは6時過ぎだった。空は少し暗くなってきた。僕は夜中に目が覚めた。だから僕は外に出て空を見上げた。するとまたこの曲が頭から流れてきた。「太陽が沈む頃僕らはまた一人だね…」またスターライトパレードだ。また何でか涙が垂れてきた。
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