天才極甘党系男子



好に言ってわたしは病院に行った。


案内されて来た病室は個室。


そんなに悪いのかな?


わたしはゆっくりとドアを開けた。


「お邪魔しまーす…」


小さな声で言って中に入るとそこには栄養剤を入れてあるのか管に繋がれた颯佑の姿。


こんなに、やつれてた?


この3日間で?


「……誰」


わたしはゆっくり近づく。


すると少し驚いたようにわたしを見てため息を吐いた。


「あんたか」


「颯佑…」


「……なんで今なの」


「無理したの?寝れてなかったの?」


くまがひどい。


「…るせ」


「ごめんね、ごめんなさい……」


わたしが放棄したからだ。


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