お目覚めは甘いkissで
「い、いかないで…」

勢い良く起きた私の目元は
少し湿っていて。

私の隣に、上条くんはいなかった。


だいぶ寝たからなのか、体調は
すっかりよくなっていて。

だけど、胸の奥にモヤモヤした感じだけが
残っていた。

思い返してみると私は、なんて恥ずかしいことをしたんだろうと1人で後悔していた。



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