恋の授業。



「んっ…」



さっきよりも長いキスに
息が絶え絶えになる。



はぁ…



森川君の柔らかい舌が唇から首筋に降りてくると、ワンピースのボタンが外される。
その間も休むことなく這われる唇がワタシの全身をとろけさせる。



「かわぃぃ…」



はだけた服が開かれて丸見えになった下着を、目力のある色っぽい目で見られるだけで息が上がった。



鎖骨を啄ばまれてビクッと仰け反ったワタシを優しく撫でながら、森川君の顔が胸を覆った。



…あっ、うー、恥ずかしいっ…



片方の膨らみを啄ばみながら、もう片方を大きな手でつかまれる。



不意に起き上がった森川君に腕を引っ張られて起き上がると、まだ腕に残っていたワンピースと可愛いと言ってくれた下着を、優しく取っていく。



羞恥のあまり腕で胸を隠すようにすれば、



「よく見せて?」



と、いつもとは違う声で囁かれた。


< 217 / 324 >

この作品をシェア

pagetop