一夏の花
僕の墜落と無気力な君


 医者になりたい。そう思っていたのはいつからか。


 忘れてしまったけれど、僕はその夢の為に努力してきたわけで、
 その夢はもうすぐ届きそうな場所まで近づいていたわけだ。


 毎日が楽しかったと、今でも素直に思い返せる。
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