赤ずきんちゃんと6人の狼くん   ~危険な逆ハー生活!?~
すると、奴らは

私の席の周りにあった

空席に座った。

っち、こいつらの近くか・・・

あんま、目立ちたくないんだけど。

すると、私の存在に気づいたのか、

前の席に座った、

可愛い男の子が話しかけてきた。

薫「やぁ。僕は藤堂薫。

  君の名前は?

  もしかして、君が転入生?」

やっばい。可愛いいいいい!

犬っぽい!


ユ「俺は神峰ユイ。

   女の子っぽい名前だけど

   ちゃんと男だ。」


薫「へぇ~。ユイ!

  これからよろしく」

か、かわええ。

抱きしめたいーーーー!


抱きしめたい欲望を我慢していると

薫の隣の席の奴が話しかけてきた。


千「やっほ~。俺は仙波千秋!

  よろしくな!ユイ!」

ユ「おう!よろしく千秋!」

こいつ、絶対馬鹿だな・・・。


次は

俺の隣の席の奴が話しかけてきた。

怜「俺は水嶋怜。このバカの弟。

  よろしくユイ。」

眼鏡をかけた、

如何にも頭が良さそう・・・

ユ「おう。よろしくな」


そして、怜が指差した先には

チャラ男がいた。

麗「俺は水嶋麗緒。

  このガリ勉の兄でーす。

  今度、

  一緒に女の子と遊びに行かない?」

こいつの第一印象はウザイに決定。


ユ「結構です。よろしく」

冷たく言ってやた。私はどSなのだ!

まいったか!


お次は麗緒の隣の奴が話してきた。

遊「俺は空閑遊兎。よろしく。」

うわ~。このカッコつけた言い方

キモい。だから、男は嫌いだ。

ユ「よろしく。ナルシストさん。」


真顔で返してやった。

カッコつけた罰だ!

すると、周りのやつは小声で

笑っている。


肝心の本人は驚いて固まっている。

なに?

そんなに、ナルシって言われたこと

怒ってんの!?

そんなに、自分のことかっこいい

って、思ってたんだ・・・


なんか、可哀想・・・。


遊「お前・・・今朝の女子高校生か?」

はぁ!?

何で、バレたの!?


あ、そーいえば

今朝、ナルシストさんと話した時は

男装してなかった!!!!!!


馬鹿だ私・・・

遊「おい。お前、女か?」


しつこいな・・・


めんどくさいから、私は

休み時間に話すと言って、

無理やり会話を終わらせた。


ちなみに、今の席の状況。

窓 薫 千

窓 私 怜 麗 遊

で、ある・・・


あー何で、

こうゆう個性的な奴が

私の席の近くなんだ~!?


運がない・・・


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