千日紅~永遠のキズナ~
泣いているあたしを見て、みんなは気を使って部屋を出て行く。


部屋には、あたしとあさひだけ。


あさひは前みたいにあたしの背中を擦ってくれる。


「、、、ごめん」

「ううん」


何も聞かないあさひに、あたしは心の中で謝った。


あたしはおもいっきり息を吸い、笑った。


泣いて、心の中のモヤモヤが一緒に流れてくれたような気がした。


笑ったあたしに、あさひも笑ってくれた。


このあさひの笑顔を、、、


今度は、あたしが守るんだ。

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