千日紅~永遠のキズナ~
「こいつ、悪い奴じゃないから」


いつの間にか戻って来たのか、雅樹が言う。


「昔と見た目違うから、わからなかったよ。エ、、、珠愛」


今、雅樹はエンドウとあたしのことを呼ぶところだった。


今まで、「エンドウ」と呼んでいたから仕方ないけど。


昔のあたし、、、


そんなに違うのだろうか?


「昔のあたしって、、どんなの?」


「あ、、、、いや」


雅樹は口ごもる。


「、、、なんでもない。あさひ、ごめん。あたし帰るよ」


あたしは、倉庫から走って逃げた。

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