千日紅~永遠のキズナ~
「おい、瞬。勝ち逃げとかずりぃぞ」


そんな瞬に、達矢が言い捨てる。


すると部屋を出て行った瞬が、部屋へと戻って来る。


「逃げるが勝ち~」


瞬は一言そう言い、また部屋を出て行ってしまった。


だからあたしも、瞬の後を追って部屋を出た。


外に出ると、瞬はバイクに跨っていた。


そしてあたしに気付くと、昨日のようにヘルメットを投げてくる。


そのヘルメットを受け取り、瞬のバイクの後ろに跨った。


家から倉庫まで、バイクだとあっという間に着く。


そして昨日と同じコンビニで、バイクから降りた。


「ありがとう」

「おう。また明日な、珠愛」


そう言い、また戻って行く。


それがなんだか、蓮と重なって見えた。


瞬と蓮は別の人間なのに、何でだろう。


2人は何処となく似てるんだ。

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