千日紅~永遠のキズナ~
「月1でね?同盟組んでるチームと、集会開いてるんだよ」

「まぁ、集会って言っても、ただの飲み会みたいになってるけどね」


瞬とあさひが教えてくれる。


「そうなんだ」

「珠愛も、明日来いよ。お前もアメジスト仲間だからな」


、、、仲間。


瞬の言葉が嬉しい。


「あ、珠愛が笑った」


仁が言う。


「あ、あたしだって笑うよ」


あたしだって、人だし。


そして「上がり」と、瞬はまた大富豪になる。


「送る、珠愛」


瞬はそういうとバイクの鍵を手に取る。


あたしは手の中にあるトランプをテーブルに置く。


「明日ね、珠愛ピョン」


ハルが変なあだ名であたしのこと言うので、笑って「またね」と部屋を出た。

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