恋愛模様


  街


 私達は今からゲームセンターにいく。

  ゲーセンってやつだ。


 そこでプリクラを撮るってレイナと直が黙っていない。



  「あの・・・。ちょっと良いですか?私イチゴ芸能プロダクションの守山と申します。」


  「はい。なんですか?」

  私があっさりいこたえると

  「あーーーーーーー。イチゴ芸能事務所の人?私知ってる!あのス〇ンヌちゃんとかいる事務所じゃん!」

  レイナはそういうのに詳しい。

  「あなた可愛いわね。ウチの事務所に入ってくれないかしら?」

  守山さんが言う

   「はい。ぜひ!」

   レイナがいう。さすが・・・っ!

   「あなたじゃないわ。あなたよ。」

  え?私?

    「・・・・・私ですか?」


   「そうよ。」


   私が・・・?

  「未来いいじゃない!やりなよ!」

  レイナがいう。




   「私に芸能界の仕事なんて無理です・・・・。」


    「まあゆっくり考えて。なる気になったらここに連絡して?」


   私は名刺を渡された。



   私は可愛くないよ。


   可愛くない。



   「未来やんな!俺、いざとなったらマネージャーやるし。」


   夕也がいう。



   ふと夕也から目をそらすとレイナがこっちを冷たい目で睨んでいる。・・・ような、




   気のせいかな?


  「ごめん私気分悪くなっちゃった。」

  レイナがいう。

  「大丈夫か?俺おくっていくから。」

    直がいう

  「未来、夕也プリクラはまた今度撮ろうね。ごめん」


   そして2人は帰って行った。



   私、なんてことをしたんだろう。


   やっぱり芸能界でいきるなんて無理。


   ちゃんと断ろう。
   
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