あなたともう一度触れ合うための方法
煽ったつもりはなかった。本当に素直な気持ちを伝えたかっただけなんだ。


今、思えば浮気だってごまかすことはいくらでも出来た。だけど翼くんは隠すことなくちゃんと自分の口から謝ってくれた。


辛かったけど苦しかったけど翼くんは私に嘘を吐いたりはしなかったんだ。



「・・・っふ、あっ、んっ、つばさ、くん」



「美優、可愛すぎる。たまんないよ、全然止まれない。でも痛かったら言って」



首筋にたくさんキスマークをつけた翼くん。そんなにたくさん付けたら隠せないよ。と抗議するも俺のものだから見せびらかしてよと意地悪な顔をする。


隠していた両手は翼くんの両手に奪われる。指を絡めた恋人繋ぎで。


翼くんの唇が敏感な部分に触れるだけで声も吐息も隠しきれない。可愛いと言われるだけで蜜が溢れるのが分かった。



手を離し、溢れる蜜を翼くんの綺麗な指が掬う。水音が響き渡る寝室。



私の甘いくぐもった声と翼くんの私への甘い言葉。
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