甘々ヤンキー君と極上恋愛
高橋と喋っていたらただでさえ暗かった空がもっと暗くなってしまった




.....最悪だ。



「はいはい。じゃあな」


靴を履き暗闇の中歩いて行ってしまった高橋


ここにいるのは私一人。


......怖すぎる



走って帰ろう。


うん。全力疾走しよう

よし、ヨーイドンっ!!



一人で心の中でピストルをうち一気に走り出す


走って10秒もたたないうちに校門が見えてきた




あたりは何もなくて誰もいなくて


私の走る足音だけが響いている


ちょうど校門を抜けようとした時だった



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