王子さまの秘密
風邪
と言っていて濡れてかえった私は、案の定お兄ちゃんに怒られました…









そして、濡れてかえった次の日。







これも案の定風邪を引いて寝込んでいます。








「吏羅。俺、仕事あるからついてれない
けど大丈夫か?
喘息出たらどうする?」





そう。







私は、病弱なのです。






少しの季節の変わり目でも風邪を引いて、結局は入院!みたいな…笑






「うーん…
自力で頑張る。」








「しょうがない。
あいつを呼ぶか。」







誰かわかんなかったけど、熱のせいでボーッとして聞けなかった。







お兄ちゃんが電話して戻ってきたら「ヤッベ!遅れる!じゃな吏羅!今日当直だから、帰ってこれないけど今、あいつ来るから!行ってきます!」






誰が来るの?






そう思いつつ、眠りの世界へ落ちてしまった。
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