三十路前の綴り
気付いていたルリさん
ルリさんは
橋内さんの私への
気持ちに気付いていたのか、こう話し出した。

ルリ『祢々!!橋内はなぁ、祢々の事が好きなんやで。付き合ったれ!』

祢々『いやいや、そんな恋愛感情とかじゃないですって。ただ可愛がってもらってるだけですしね。』

橋内『ルリ、お前は何を言うてんねや(笑)』

ルリ『橋内!!私が2人のキューピットしたるからゆうてみぃ。』

橋内『いや、そら祢々のことは好きやけど、そんな強引にされてもなぁ(笑)』

祢々『もぉ、そんなめんどくさい話はええやないですか。楽しく飲みましょうよ。』

ルリ『あかん!!橋内の気持ちを聞くまであかん!!』

橋内『何をや、祢々が好きやけどって今ゆうたやんか。』

ルリ『じゃぁ、今から選びなさい!!』

橋内『何をや(笑)』

ルリ『私と祢々、どっち選ぶ?私は橋内が好きやで。どっちと寝る?』

ルリさんは
酔うど誰にでも
好きという癖がある。

橋内さんは
それを知ってか
知らずか

橋内『そんなもん、選ばれへんて(笑)』

と答えていた。

私は
もう早く帰りたかった。

このめんどくさい
空間から抜け出したかった。

そんなこんなで
朝7時頃まで
飲み、やっと解放。
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