神様の憂鬱
「ささ、狭いところですがどうぞ。なんもお構いできませんが…」




そんな泣きそうな顔で言わないでほしい。
私が一戸建ての玄関を跨いだ瞬間、着ているパジャマが着物に変わった。
しかも夏祭りに女子高生が着るような下の丈が短いやつに。





「…これは貴方の趣味ですよね?」




「ん?そうだが。それに動きやすいからいいと思うのだが」



と、神様の服装も変わっていた。



いつものださいTシャツとジーパンじゃなくて下の丈に龍が刺繍してある白い着物を着ていた。
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