この手を握りたかったから
包まれた手の温もりが気持ち良くて、キレイな手をボ〜っと見つめていると、悟の顔が近付いて来てキスを落とす。
カラダから程よく力が抜けて、フワっと心地良い感覚が全身に走る。
目を合わせ、穏やかな笑みを浮かべる悟を心から好きだと思う、とても幸せな瞬間。
「あったまって来たね。」
「うん。ありがとう。」
私の手に被さっていた手をほどいた後、悟は私の左手を取り、しっかりと繋いだ。
恋人繋ぎにした手を自分のひざの上に載せ、それを満足そうに眺めている。
その表情が何だか可愛くて、やっぱり私はキュンとしてしまう。
「中学の時の悟と今の悟、ちょっとイメージ違うかも。」
「そんなに違う?」
「もっとクールな感じだと思ってた。」
「あぁ、俺、目つき悪かったからなぁ。」
「どっちかって言うと、男らしくてカッコ良いイメージだったから、こんなにカワイイ顔して笑うとは思わなかった。」
「そう?」
「うん。」
カラダから程よく力が抜けて、フワっと心地良い感覚が全身に走る。
目を合わせ、穏やかな笑みを浮かべる悟を心から好きだと思う、とても幸せな瞬間。
「あったまって来たね。」
「うん。ありがとう。」
私の手に被さっていた手をほどいた後、悟は私の左手を取り、しっかりと繋いだ。
恋人繋ぎにした手を自分のひざの上に載せ、それを満足そうに眺めている。
その表情が何だか可愛くて、やっぱり私はキュンとしてしまう。
「中学の時の悟と今の悟、ちょっとイメージ違うかも。」
「そんなに違う?」
「もっとクールな感じだと思ってた。」
「あぁ、俺、目つき悪かったからなぁ。」
「どっちかって言うと、男らしくてカッコ良いイメージだったから、こんなにカワイイ顔して笑うとは思わなかった。」
「そう?」
「うん。」