あふれる涙のドロップス
*「え、マジですか!?」*
「かーいとぉー!朝ごはんだよー」






 僕の部屋のドアがバンと開いて、僕の姉が現れる。






「うん、今行く」





「やーん、かいとはやっぱり可愛い~❤」



 


 姉さんはそう言いながら僕に思いっきり抱きつく。……苦しい。






「下で待ってるけど、あんまり遅いと朝ごはんが冷めちゃうよ?そうなる前に、あたしがかいとにあーんしてあげるけどね❤」






「げ……」





 僕はこっそりげっそりする(果たしてこの表現は正しいのだろうか?)。






 と、その時、僕はリンのことを思い出す。





「!?」




 さっきまでいたはずのリンは、いなくなっていた。




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