記憶
出会い

中学1年、私は正反対の女友達に出会った。
「森木」
女友達の名である。

私は下の名前が呼びにくいのか…ずっと名字で読んでいた。

そして森木と私は正反対である。

性格がちがう
趣味がちがう
森木に比べて、私はおしゃれな方ではない
カバンの量がちがう
そして…森木はム-ドメ-カ-、である。

性格、森木は明るい。私は地味の方である。
趣味、森木はダンス、料理など。私は読書するのが趣味。

おしゃれ、森木は派手な服を着る。私は着ない。

カバンの量、森木はたくさんカバンに入ってる。化粧品とか。しかし私は、カバンを持たない。メンドクサイから。

そして、森木はム-ドメ-カ-である。私はム-ドメ-カ-の「ム」の字さえない人間だ。

正反対―-…

正反対な2人が仲良くなっても、上手く行くはずない。
そうやって私は思っていた。

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