記憶
「ねぇー!!」

―-…………・・・

「ねぇーてば!!」
「……何」
私は冷静に答える
「何怒ってんの?」
「別に…怒ってないし…」
本当。本当に怒ってない。ただ…機嫌が悪い…だけ。。
「…」
「…」
私は意味もなく歩き続ける。そして、森木は私の背中を見つめながら無言でついてくる。
「あのさぁー」
森木が沈黙を破った
「何」
「うちさぁ-たまに都亜の事分からなくなる」
当たり前だお前に私の事教えた覚えがない
「…」
「良く分かんない。都亜の事。色々と隠し事するし。いきなり口聞かなくなるし…」
森木がすき勝手言う
「…」
「ねぇー!!聞いてる!!いい加減にしてよ!何か言わなきゃ伝わんないよ!!」

私は一呼吸する

「―-なら言うよ。私あんたに自分自身の事教えた覚えない。知って欲しいと思わない。だいたいさ、あんたと私は何もかもが違う。性格だって違う。趣味も友達の多いさも。」森木の目が潤んでる
「ねぇー分かった?何もかもが違うの。共通点すらない。あんたと私は。」

ダッダッダッダッ-…

森木が私から立ち去る、いや…逃げ去ったのかも知れない

嬉しかったよ。
あんたと会えて。夢みたいだった。でも現実を知らされた今の私にはこの言葉しか言えない。
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