幸せになっていいですか
「ばれたか・・・指輪」

「うん。聞いた。ごめんね・・」

「いいよ。今度一緒に取り行こう」

「そうだね」

「ちょっと、そこのお二人さん?」

「何?良樹さん」

「叔父さんと話したこと聞いてもいいかな?」

「そうだ真理。何か教えてよ?」

「え?今聞くの?」

「当たり前でしょ。あんたどれだけ迷惑かけてるの」

「わかった・・・」

一哉の両親と話をしたことをすべて話した・・・みんな黙って聞いていた

一哉は私の頭を撫でながら「頑張ったな」と言ってくれた。

「今日のきっかけを作ってくれた沙紀にはお礼言わせて。沙紀ありがとうね」

「真理・・私はただ恩返しがしたかっただけ。それに加奈子もいたし、何とかなりそうな気がしただけ」

「おいおい。お前らどこまで仲良しになってるの?沙紀?呼びすてか?」

「そう。女3人仲良しさんよ。集まった何するかわからないからね」

「怖!兄貴、俺、沙紀が怖くなってきた・・・」

「そうだな・・そのうちしめられるぞ」

「それだけは勘弁な沙紀」

「さぁ~それはどうかしら・・智哉」

全員が大笑いしてしまった・・・

「さて 明日は出勤する?」

「どうしようかなぁ~行こうかな~」

「ごめん良樹さん。俺休むわ真理と」

「は?私今行こうと思ったのに・・・」

「ちょっと用事。ついてこい」

「・・・わかった」

「ごめん。とりあえず俺ら帰るわ」

他の4人を置いて先に帰った・・・
< 135 / 329 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop