幸せになっていいですか
レストランで食事中に一哉がさっきの指輪の箱を出した。


「開けていいよ」

「いいの?」

「もちろん」

箱を空けた・・・

「綺麗・・・」

ダイヤのリングだった・・

「一哉・・・ありがとう・・」思わず泣いてしまった。

「真理・・泣くなよ・・」言いながら、指にはめてくれた。

それともう一つくれた

開けてみると、ダイヤのイアリングだった。

「こんなにもらえないよ~」泣き声でうまく話せない。

「これは真理に感謝の気持ち。いつもありがとうな」

「私一哉に何もしてない・・・」

「俺はいらないよ」

「真理がそばにいてくれるだけでもうたくさんもらっているから
 これ以上の幸せないから・・・」やさしく笑ってくれた。

「私もあなたと一緒にいられることがこんなに幸せと思いませんでした・・
 一哉・・ありがとうね」

ふたりでこの時間をゆっくりたのしんだ。
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