幸せになっていいですか
眠い目をこすりながら髪を乾かし、ベットに横になった。

パジャマに着替えないと・・思いながら眠ってしまった。

一哉がいつ寝室に来て、私を着替えさせてくれたこともわからず、

朝めが覚めたら、着替えてちゃんと寝ていた。

ありがとうの意味を込めた頬にキスをして、朝食を作りに行った。

「良く寝てたな・・・」と一哉が起きてきた。

「着替えまでしてもらってありがとね」と言ってコーヒーを渡した。

「あのまま襲ったらよかった・・」と笑いながら言った。

「ばか・・」と言って朝食を食べ始めた。

加奈子から電話があった・・

「真理・・今日休むね」

「どうしたの?体調悪い?」

「うん・・」

加奈子が体調を崩して休むなんてめずらしい。

来週の日曜日は結婚式だから無理はできない為だろう・・

「一哉、私遅れて行くわ」

「ああ・・加奈子さんだろ?」

「うん。ごめん。ちょっと行ってくる」と先に出ようとした時、

チャイムが鳴った。

良樹さんだった・・。

「真理ちゃんいいか?」

「え?どうしたの?」

「あのさ・・・」ちょっと心配そうに言っている。

私の直感が当たっていたら、おそらく・・・

良樹さんの話を聞いた。
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