幸せになっていいですか
明日から休むために仕事を残さず終われた。

一哉から連絡が入った。

「真理、今夜最終の新幹線で帰れないか?」

「え?いきなり?一哉に会ってないし・・・」

「俺の車で俺達の鞄取って来てくれ。それで玄関で待っててくれ」

「わかった」

言われた通り取りに行き、会社の玄関で待った。

「じゃ行くか。駅まで行ってくれ」と運転を変わらず駅まで行った。

「一哉、何処いくの?」

「真理の実家」

「は?切符取ってないよ」

2人分渡された。

「俺も行く。1日だけど・・・」

「どういうこと?」

「まぁいいから」

駅に着き、車は後で良樹さんに頼んだと言っていたので駐車場に止めた。

最終列車で実家へ向かった。

「一哉。両親に連絡入れるね」

「もう終わってるから」

「は?何でよ」

「俺がいれた」

「あんな・・私に言うこととちゃうの?」

「真理・・怒るな」

「わかってる・・でも腹がたつ」と窓のほうを向いた。

「真理・・」

「何!」いきなり唇を塞がれた

驚いて目が見開いてしまった。列車は実家へと向かっていた。






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