愛のかたち
太陽の眩しさで目が覚めた。

私は身に覚えのない 服装で眠っていた。

私は曖昧な 記憶を辿る。
制服では寝苦しいので 俊が服を貸してくれたんだった。

ようやく 記憶が戻る頃、俊の姿がないことに気づいた。

テーブルの上に目線を向けると 太陽の光で 眩しく光るものがあった。

テーブルの上に メモ用紙と キーホルダーが付いた 鍵が置いてある。

私はメモを読んだ。

「心地良さそうに眠っていたから 何も言わずに 仕事に行くね。」

「いつでも おいで おかえりって 言うよ。 俊」

涙が溢れる。
私 ここに居ていいの…?

俊、あなたはどうして そんな優しさを 私に感じさせてくれるの…?

たまらなく 嬉しかった。
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