ふたば
「…サヤカがなんかしてきても俺が守るし…何があっても守るから…」

そう言うと悠は、さっきよりも強く抱きしめてくれた。

「うん…うん…」

私は、ただ頷くしか無かった。

もう嬉しすぎて

幸せすぎて

それ以上言葉が出なかった。


「じゃあそろそろ帰るか…?」

悠は、優しく問い掛ける

「…うん♪」

私の涙は、止まり笑顔で悠に返事を返した。
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