【完】甘い香りに誘われて 2 *極道若頭×姐さん修行中の♀



仕度が終わり、すまして座っていると


志摩子さんと由香里さんが来てくれた。



「結衣…ほんとにまぁなんて可愛いんだろうね。」


「ちっちゃいからほんとお人形さんみたいよ。」


「ちっちゃい言いました?」


「言わないわよ。」


志摩子さんもこのフレーズが気にいっていて


すぐに私に言わせようとする。


志摩子さんと私は同じぐらいの身長なのに


「由香里?どっちが高いかしら?」


「志摩子さんの方がずっとお高いですよ。」


2人はグルだ。


だけど楽しそうだから私の方がちっちゃい事にしても全然いい。


優越感にひたる志摩子さんがチラッと私を見る目がいつも笑っているから全然いい。



私がたまに背伸びをして通り過ぎても姿勢を正して背伸びしてまた笑うから全然いい。


「ゆい坊?今、志摩子さんだってちっちゃいって思った?」


「いいえ。思いません思いません。少しも思いませんよ。」


「あら良かった。」


そんな風に笑ってくれるから全然いい。







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