恋の相手は小指サイズの俺様王子!?
初めてのデート
美影たちの姿が見えなくなって3日がたった。


あたしの私生活は変わらない。


元々見えていなかった美影たちが、また見えなくなっただけだから、もとに戻っただけなんだ。


そう思うのだけれど、あの賑やかな4人の声が聞こえないと、なんとなく寂しかった。


「なんか、今日元気ないね?」


和心にそう言われ、あたしはレジから顔をあげた。


「そう?」


「うん。ボーッとレジの中見つめちゃって、どうしたの?」
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