初恋説明書
そのあと2人で駅に向かった


するとまなが



『トイレいってるくからここで待ってて!』


『はーい』





それにしても人が多い。




まぁ日曜だから当然か…なんてひとりで考えてたらいきなり


『キミいまひとりなの?俺らと遊ばねー?』


3人の柄の悪そうな男に話しかけられた


やばい、とおもったときには既に遅く


腕を掴まれていた。



『友達待ってるんですみません』


作り笑顔でそういったがだめだ


『そんなんウソでしょー!いーじゃん俺らと楽しいことしようよー!』


うるさい



『離してくださいよ』

『うるせーな黙って俺らと遊べばいいんだよ』


『ちょっと…やめて…っ!』

腕を無理やりつかまれ

どこかへ連れてかれそうになった私は

必死に抵抗した




そのとき背後から





『彼女嫌がってますよ』





見知らぬ男の人の声がした


ふと見るときっと私より年上



お兄さん…ってかんじの男性がいた


たぶん世間では イケメン っていう分類に属する。


大学生ぐらいだろうか。




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