初恋説明書
どうしよう、お礼言ったほうがいいよね…。うまく話せるかな



『あ…あの、ありがとうございます…』

『あ、いいのいいの気にしないで?笑』






相手の男の人はそういって微笑んだ






…キュン





なんだろういま胸のあたりが変だった


そうおもい胸に手を当てた







『…どっか痛い…?』




胸に手を当てていたからなのか

私がさっきの人たちになにかされたと思ったのかわからないが

彼はそういった。





『だ、大丈夫です』





心配する彼の顔は

どこか子犬のようで

なんだか胸が騒がしい。





『…そっか。ならよかった!』




そういいまた笑う彼をみて






…キュン






まただ、また胸のあたりがおかしい



わたしどうかしてるのかな。
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