俺様社長の言いなりです
「社長、この新人使えません」
「この子、コネですよね? 」
秘書課の人たちは、社長を見るや否や口を揃えて言った。
「どういうこと? 」
そう聞く社長は、家では決して見せない爽やかな笑みを浮かべていて正直、薄気味悪い。
「だって、お茶汲み一つも出来ないんですもの。問題だわ」
ちゃっかり社長の腕に自分の腕を絡ませ、上目遣いで私の悪口を言っているのは、この秘書課のお姉様方の中でも一番派手でリーダー格の女性。
名前は……確か植村さん。
__あなたの格好もかなり問題なんじゃない?
思わず口走ってしまいそうになるくらい華やかな服装は社会人としての常識を疑うレベルだ。
「この子、コネですよね? 」
秘書課の人たちは、社長を見るや否や口を揃えて言った。
「どういうこと? 」
そう聞く社長は、家では決して見せない爽やかな笑みを浮かべていて正直、薄気味悪い。
「だって、お茶汲み一つも出来ないんですもの。問題だわ」
ちゃっかり社長の腕に自分の腕を絡ませ、上目遣いで私の悪口を言っているのは、この秘書課のお姉様方の中でも一番派手でリーダー格の女性。
名前は……確か植村さん。
__あなたの格好もかなり問題なんじゃない?
思わず口走ってしまいそうになるくらい華やかな服装は社会人としての常識を疑うレベルだ。