人見知りのキリスト
「だから、健ちゃんは俺だって……坊主、俺になんか用か?」



――このバカ。演技力以前の問題だ。

まともに小説が書けないのなら、せめて勘ぐらい働かせろ!



「健ちゃんは出かけたよな!」


俺の声はさらに1オクターブ上がった。



「だから、さっきからお前の目の前に――」
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