恋をしてしまった…
泣かせないでよ









健人と付き合って1ヶ月…


実那と柿本ほどでわないけど

結構、学校で有名なカップルになった。


相変わらずいがみ合いが多いけど、幸せだった…


でもやっぱりどこかに不安があった。


健人は、私と付き合うようになってからヤンキーを卒業して前から入ってたサッカー部で頑張ってる。


「みらいー帰るぞ」

吹奏楽部の私は、サッカー部の健人とちょうど同じ時間に終わるから一緒に帰ることができる。


「はーい。ちょっとまって!」


「早くしろ馬鹿!」


「は??だって時間かかるんだし!黙ってみとけ!」


「は?さっさとしないと置いていくぞ!
チビ」


「チビ言うな!早く行きたいなら行けばいーじゃん!」


「あーそ!じゃあ帰る」


そう言って健人は、帰っていった。


「みらいちゃん、彼氏の仲いいねw」


「七海先輩!」

七海先輩は、美人でフルートもうまくて私の憧れだ。

その上、イケメンの彼氏もいて吹奏楽部をまとめる部長だ。


「みらいちゃん彼氏くんと喋ってるときが一番楽しそうw」


「そうですか?でも…」


七海先輩なら、過去のことを話していいと思った。


「私…過去に三回浮気で別れてるんです。しかも一回は、親友との浮気で…」


「だから、あいつのこと信じてなんかないですし、ながく続くとも思いません」



「そっか…ほんとにそうかな?w
まあ、なんかあったら、音楽室でフルートふきなよ!」

そう言って音楽室の鍵をくれた。


「ありがとうございます!」


ほんとに七海先輩は、優しい。





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