心の地図



「お母さんが星になっても、

空から見守っています。

お母さんにとって、

あなた達はかけがえのない宝物です。

お母さんは、

あなた達に何もして

あげられなかったけど、

どうかお母さんを忘れないでいて下さい」





お母さんは、そう言ってた。


初めてそれを聞いたとき、

初めてこれをもらったとき、

“あなた達”って何だろう?

って思ってた。


けど、

こういう事だったんだね。


お母さん、

お母さんはどこまでも

心が広い人でした。


今もこうして、

2人を見守ってくれてるのかな?






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