ピュアなお前に甘めのKiss*


そう考えていると未来ちゃんは言う。


「昨日華はめちゃめちゃ落ち込んでた

ご飯も食べて無かったし

生徒会もフラフラのまま行ったわよ!」


アイツ……そんな状態だったのか。

極力目を合わせずに過ごして来た俺は

その事に気付けない。


「どうして助けてあげないの?」

「…………。」


何も答えられない。


「彼氏でしょ?」


俺じゃあ、側にいても

傷付けるだけだから。


「もう別れたから」


そう言うしかないんだ。


「最低……見損なった」



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