2人のユウト
誰にも気づかれないよう、溜息をつく。
「ほら、今日もいるよ。幽霊」
「本当だ。相変わらず1人だね」
もしもーし。
聞こえていますよー。
「今日もアクセスしているんじゃない?」
「あー。出会い系サイト?」
「友達いないじゃん、幽霊って」
「だから出会い系サイトにアクセスして友達探しているんでしょ?」
「うわー。悲惨ー」
出会い系サイトになんてアクセスするかよ。
危ないじゃん、ああいうの。
人見知りな私がアクセスするわけないでしょ。