純愛関係図―It is not love―
目が輝きすぎだし、身を乗り出して話す時点で、もしかしたら…って思った。
私が聞くと、結月の顔はかぁぁ…とだんだん赤くなっていった。
「やっぱり」
「チャンスかな、って思ったんだよね。二人ならともかく四人なら緊張もほぐれるしさ。ね?お願い!!」
断る理由なんて、どこにもない。
逆に、全面的に協力したい。
だって私は、結月と遥陽が結ばれることを誰よりも願ってるんだから。
「いいよ。結月の頼みなら仕方ない。矢崎にもそこらへん空気読むよう伝えとくね」
「ありがとー、茜!ダイスキっ」
こんなに一生懸命なんだもん。応援したくもなっちゃうって。
結月の花が咲くような笑顔に、私もつられて微笑んだ。
遥陽と一緒に遊ぶ、と考えずに
矢崎との初デート、と考えたほうが気持ちが軽くなった。
このWデートで、初恋が消えて矢崎への恋情が生まれるといいな。