愛すと殺すと
「やな予感がする」
本当に、嫌な予感。
あぁ私、恋したんだ、布留陽紀に。
求愛してきてるイケメンや、セフレにだって困らない。
そんな私が欲したもの。
それがあんなに異常なやつだなんて。
「…みぃ?どーしたのさ?」
うるさい化粧。
入り口で、彼女と楽しそうに喋ってる彼を見た。
あ、あの優しい目してる。
暖かくて、傷が塞がっちゃうような包容力に溢れた目。
してほしい、彼に、あの目を。
彼女じゃなくて、私に。