初めては、あなたと……
わたしは、パパママ構わず家を飛び出し、
香太の家へと走った………………
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香太side
昨日で、僕の家族はみんな居なくなった。
僕は、一人ぼっちだ。
正直、さみしい。
今日1日、全く寝ていない。
ふと、美綺の可愛い笑顔が浮かんできた。
僕が泣いてるときは、必ず
『大丈夫だよ?私がいるから。安心して?』
と言ってくれた。そして、僕の心の支えだ。
僕は、本当に安心して、自然と頬がゆるみ
笑みを浮かべて、気づけば…涙を流していた。