初めては、あなたと……






わたしは、パパママ構わず家を飛び出し、
香太の家へと走った………………








___________


香太side






昨日で、僕の家族はみんな居なくなった。



僕は、一人ぼっちだ。


正直、さみしい。




今日1日、全く寝ていない。

ふと、美綺の可愛い笑顔が浮かんできた。


僕が泣いてるときは、必ず


『大丈夫だよ?私がいるから。安心して?』

と言ってくれた。そして、僕の心の支えだ。



僕は、本当に安心して、自然と頬がゆるみ

笑みを浮かべて、気づけば…涙を流していた。








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