君といる幸せ






「ってー…」








律は目を開けると、背中を丸めて痛がった。




そう。
律は横になって目を瞑っていただけであって、寝ていたわけではなかったのであった。







「告白…か…」






律はそう呟くと、天井を見上げていた。









「今更告白をしたって…無理だろう…」








律は一人、溜息をつきながら、そう呟いていた。






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