刹那の笑顔
刹華はその光を見るように促す。
刹那はそっとその光を覗く。
そこには竹内美乃梨が家の部屋の隅で電気をつけずにうずくまっていた。
「え?なんで…?」
「美乃梨はね…
わたしが死んだ後、ずーっとあの状態なの…。
真っ暗な部屋の中で、部屋の隅で『ごめんなさい…ごめんなさい…』ってずっと言いながら、毎日過ごしているの…。
もちろん、ご飯なんか一口も食べてない。お風呂も服を着替えたりもしてない。
ずーっと…あのまま。
最初は涙を流し続けてたけど、涙もだんだん枯れてきて、最後にはただひたすらに懺悔の言葉だけを繰り返すようになった。
時々、精神科の方に行ってるみたいなんだけど…回復の兆しがなくて…。
言いたいこと…分かったよね?
刹那…」