刹那の笑顔
「う…、えと…」
口ごもっていると…
「遼誠は、わたしのこと好きよね?
好きって…そう言ってくれたよね?
ねぇ、そうだよね?」
確かめるように何回も聞く刹那に対して、遼誠はお父様の視線に挟まれて口ごもっている。
なぜなら、さっきから鋭い矢のように痛い視線が飛んでくる。
そして、前からは大好きな人からの可愛らしい視線が飛んでくる。
その視線に負けて、とうとう
「うぅ…
刹那のこと…好きだよ。
好きだけど…このタイミングはちょっと…さぁ…」