幼馴染みとの恋。
告白

岡野さんが来て一週間。


彼女はなんとか学校に慣れてきた様子だった。



で、岡野さんと1番仲がいいのは今も隣で岡野さんと喋っているこいつ。


中林 舞梨香 (ナカバヤシ マリカ)



こいつは俺と1番仲がいい女友だち。


別に幼なじみとかそういうものじゃなくて。

でも幼なじみとやることは大して変わらなかった。



たまにお互いの家に行ったりする。


お母さん同士が仲がいい。



一緒に登下校したり、弁当を食べたりする。



幼なじみのやることが全部揃ってた。



「...え?仲いい男子?

あー、あたし男ってやつが嫌いなんだけどね?」



舞梨香 通称まり は男が嫌いだった。


お父さんが怖いんだとか。


単純な理由だけど俺はもっと別の何かがあるんじゃないかって思ってる。



「...で...とまぁお父さんが原因なんだけどさ?

まぁでもゆーは別だよ。あ、ゆーっては隣のコイツね。」



そう言ってこっちを指さしてくる。...んだと思う。



俺は半分寝てる...机の上に頭を伏せて寝ている状態だから目は閉じている。



働いているのは心臓と耳だけ。






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