コイツ、俺の嫁候補。
。:*°好きになってくれて、ありがとう


クリスマスに年末年始。

那央や家族とささやかなお祝いをして、あっという間に1月後半。

今年もいよいよセンター試験日がやってきた。


慣れない試験会場の席に座り、あたしは合格祈願のお守りを握りしめる。

大丈夫、落ち着いてやれば大丈夫。

この間の模試もギリギリだけどA判定だったし!


それに、お母さん達と那央と舞花、三回もお参りしたもん。

これでダメなら二度とおさい銭なんかやらないからね!と神様にケンカを売りつつ、あたしは試験に臨んだ。







必死に勉強した甲斐あって、終わってみるとそれなりに手応えを感じた。

これならいけるかもしれない。

まぁ、そこそこ自信があっても、やっぱり合格発表までは気が気じゃないけど。


そわそわしながら、でも解放感いっぱいの清々しい気分で、帰りの電車を待つ間、那央に電話を掛けた。



「もしもし、那央? 全部終わったよ」

『おーお疲れ。どうだった?』

「まあまあかな」

『って言えるってことは大丈夫だな!』

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