駆逐系男子【更新再開】

吉良くんに正直に打ち明けて、欲しい物をあげたほうがいいよね。


「あのっ吉良く……」

「君さえ良ければアルバイト先なんだけど、僕に任せてもらえないかな」

お互いに一緒のタイミングで話しはじめてしまい、私の言葉はかき消されてしまった。

き、吉良くんってたまに話を聞いていないことがあるよね……


ぎゅっ

「きゃっ!」

いつの間にか両手を握られ、お願いなんて真剣な目で言われたら断れるわけもなく。

なんのバイトかわからないままに、OKしてしまっていた。



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