Gで不憫なガール
「なーんで、私がパシリなのー? ゆーのー? 」
「なーんででしょうねー? 」
はぐらかすんじゃないわよこの悪魔!
でも、いっか。毎回、毎回柚乃が爆笑してくれるから、次の恋のカケラ探せるんだし。
「で? 今度はどのタイミングだっ......ぶふっ 」
柚乃さん?最後まで言えてませんよ?
「あーっ! もう‼︎ なんで素敵な夕焼けの下キス出来る後、数センチででてくるのようー⁉︎」
半分やけくそで柚乃にぶちまける。最近買った、可愛いワンピで決めたのに‼︎ とか、感間無しで話す私と大爆笑の柚乃。
「大爆笑中、失礼だけど、私これでも傷付いてるのに〜」
「ゆりあ、あんたの不幸はウケるよ? でもさ、あんた一人で幸せなんかみ、と、め、な、い! 」
けなされてる。けなされてる。これ慰めじゃない‼︎
「ゆーのー⁉︎ 」
「あ、電話」
私、タイミングの神様にも見放されちゃったのかしら......。
「はあ? 死ねよクソ兄。だーかーら、ゆりあがウチにくるわけっ......」
「行きます! 今日行きます‼︎ 」
「ちょっ!? 勝手にスマホぶんどるんじゃないわよ!」
電話越しに、あのお兄さんの声......。ああ。しびれる〜。
< 4 / 5 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop