ずっと傍に‥。

緋呂くんの目に私はどう映ってるんだろう…

「そういえば…陽菜ちゃんて好きな人とかいるの?いつも俺ばっかで陽菜ちゃんの話聞けてなかったよね。」


「あぁ…うん…」


そんな緋呂くんの質問に私は何も答えることが出来なかった。


「緋呂くんが好き」なんて言えるわけない…

そんなことしたら避けられるのは目に見えてる…
それに緋呂くんは優しいから…きっと悩む。


きっと迷惑に決まってる…
困らせるようなこと…私は出来ない。











< 79 / 272 >

この作品をシェア

pagetop