日本詐欺対策実行委員宇鳴川高校支部。
無銭飲食の対策
「烏丸(からすまる)クン…ファミレスは初めて?」
「あっ、いや…幼い頃親と来てたりしましたよ!………僕そんなにそわそわしてました?」
「あはは…してたしてた。てっきり初めてなのかなーって」
私、嵐山ほなみはとある委員の委員長をしている高校3年生。向かいの席に座っているのは1年生の後輩、烏丸蒼太郎クン。
端から見ればちょっと年の差のあるカップルって感じかな。
――でも私達は無意味にここにいる訳ではない。現在進行形で委員会活動中。――
手元の携帯に通知が入った。烏丸クンと無言で頷きあい、通知を確認する。
目標確認。店内入りました。
携帯を手元に置き、目だけを動かして入り口を見る。
目標を捉えた。
目標は私達とは近くない席に座ったが問題無い。ここからならギリギリ見える。
目標を確認し、私は再び烏丸クンと喋り始めた。
「あっ、いや…幼い頃親と来てたりしましたよ!………僕そんなにそわそわしてました?」
「あはは…してたしてた。てっきり初めてなのかなーって」
私、嵐山ほなみはとある委員の委員長をしている高校3年生。向かいの席に座っているのは1年生の後輩、烏丸蒼太郎クン。
端から見ればちょっと年の差のあるカップルって感じかな。
――でも私達は無意味にここにいる訳ではない。現在進行形で委員会活動中。――
手元の携帯に通知が入った。烏丸クンと無言で頷きあい、通知を確認する。
目標確認。店内入りました。
携帯を手元に置き、目だけを動かして入り口を見る。
目標を捉えた。
目標は私達とは近くない席に座ったが問題無い。ここからならギリギリ見える。
目標を確認し、私は再び烏丸クンと喋り始めた。