最後に流した涙は…



只今、私達は屋上でサボっています。



咲乃「胡桃、大丈夫?」



胡桃「大丈夫じゃなーい(泣)
もう、咲乃以外誰も信用出来ない…。
仁のこと、、、咲乃!その髪…。あっ、咲乃は龍雅のことどうするの?」



咲乃「あー、この髪?イメチェンしてみたの!どう?似合ってる?ってそんなことより、信用するしないの前に、胡桃は、まだ仁のことが大好きなんでしょ?
私は、家に引きこもろうかな…。なーんてね。いちよう、学校には来るけど教室には行かないつもり。あと、どうせ残り短い命だし、私より紗希乃さんの方が龍雅くんにとっていいと思うから龍雅くんのことは諦めることにした」



今になって、何でまた男を、人を信用してしまったのだろうか…
あの時から1人の方が楽だと、裏切られるのはもう懲り懲りだと、人を壊してしまうのがもう嫌だと思い知ったのに……………










どうして、人を信じてしまったのだろう。後悔しても、時間は戻らないのに…。



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